|
|
本研究では、マイクロピラー型の3軸センサの製作を行った。センサ構造の特徴は、生体適合性があるフィルムを二層重ねることで、マイクロピラー根元にあるピエゾ抵抗型センサビームを保護しているところにあり、各方向の力分解能は10nN以下となっており、さらにセンサ部位が小型(15 µm×15 µm)であるため、細胞の詳細な力計測ができると考えている。実際に、アクチンを可視化した骨肉腫由来細胞(U2OS)の力計測を行い、細胞の3軸方向の力が計測できることを確認している。
References :
1.Tomoki Omiya, Takuya Tsukagoshi, Kayoko Hirayama, Nguyen Thanh-Vinh Kiyoshi Matsumoto and Isao Shimoyama, “Micropillar type three-axis force sensor for measurement of cellar force,”; The 18th IEEE International Conference on Solid-State Sensors(Transducers '15), Anchorage, Alaska, USA, June 21-25, 2015 (Accepted).
|